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7/10(水) 東北大学大学院経済学研究科と包括連携を締結いたしました


仙台89ERSは、7月10日(水)に東北大学大学院経済学研究科と包括連携に関する協定を締結いたしました。 本協定は、学術とスポーツ文化を通じてともに発展し、地域の課題解決、社会貢献事業の展開を目指します。

締結式には東北大学大学院経済学研究科から研究科長の川端望様、日引聡教授にご出席いただき、仙台89ERSからは代表取締役社長の志村雄彦が出席いたしました。
 

包括連携協定の目的と内容

主に次の3つの目的に沿って、連携を進めてまいります。

①大学の学術、研究力を活かしたスポーツビジネスの構築

②学生の参画を想定した仙台89ERSの地域・社会貢献事業の展開

③学生の短期留学プログラムの構築や積極的な国際交流通を通じ、インバウンド・アウトバウンド双方でスポーツツーリズムの機会を創出


 

記者会見の概要

「地域貢献を広げることに期待」
東北大学大学院経済学研究科 研究科長 川端望様



本研究科はこれまでも多くの企業や研究機関と連携して研究・教育・社会貢献に取り組んで参りました。
特に企業との包括連携で目指すところは、地域社会への貢献と実践的な教育において単独ではできない新たな価値を作り出すことです。
仙台89ERSとの交流のきっかけは台湾の地震被害に対する義援活動です。4月10日(水)、公式戦の試合会場で本学部の有志の学生、仙台89ERSの選手、仙台大学の学生と一緒に募金を呼びかけ、日本赤十字社宮城県支部を通じて義援金を被災地へお送りしました。そこからのご縁で地域と若者のためにもっといろいろなことをしようということで協定締結に至りました。
協定締結後は本研究科独自の短期留学プログラムを仙台89ERSと協力して構築していきたいと思っております。今後の取り組みについては主に二つの検討を行っております。
一つ目は、マーケティング調査活動への参加を通した学生への実践的教育の体制を構築します。
二つ目は、学生を主体として共同で国内外で社会貢献活動を行います。
テーマ・トピックとしましては台湾進出企業の可能性を探るマーケティング調査、スポーツビジネスの展開を探る共同開発、インバウンド事業のアイデア提言などです。学生が企業と地域の関わりを学ぶとともに、探求心でスポーツビジネスの可能性を開いてくれること、経済学研究科と仙台89ERSの地域貢献をともに広げていくことに期待しています。
スポーツと地域経済に関する共同研究も行うことができればと思っております。
この協定が仙台89ERSと経済学研究科の双方にとって、また地域社会にとってよいものとなるよう期待しております。


「学術とスポーツの掛け合わせで新たな価値を」
仙台89ERS 代表取締役社長 志村雄彦



仙台89ERSは今シーズンでクラブ創設20周年を迎えます。 2011年には東日本大震災によって解散の危機がありましたが、幾度となく地域の皆様に助けていただいて、ここまで来ることができました。これまでの20年に感謝しながら、20周年を単なるセレモニーに終えることなく、今こそイノベーションを起こし、この先の20年、100年続くようなクラブ作り、まちづくりに貢献したいと思っています。

これまでも、東北大学様や東北大学病院様にご協力いただき、車いすの寄贈プロジェクトや、てんかん啓発キャンペーン「パープルデー」の実施、さらには今年4月には台湾東部沖地震の募金活動などを行なって参りましたが、さらなる連携をし 他のまちにはできない試みで、学術とスポーツの掛け合わせで新しいバリューを作っていきたいと思っております。

そのひとつとして、9月5日(木)には、台湾のプロバスケットボールリーグ「P.リーグ+」所属の『FORMOSA DREAMERS(フォルモサ・ドリーマーズ)』と国際親善試合を行います。この試合を皮切りに、地域貢献活動「NINERS HOOP」をアジアに拡大し、スポーツの力でインバウンド・アウトバウンド双方でスポーツツーリズムの機会を作って参ります。

仙台89ERSは、仙台大学様ともアカデミックパートナーシップの協定を結んでいますが、仙台大学様も東北大学様もそれぞれの強みがありますので、積極的に国際交流、地域貢献、仙台のまちづくりに少しでも寄与できるよう進めて参ります。