東日本大震災から13年を迎えて
東日本大震災から13年が経ちました。
今年も荒浜地区を訪れ、震災で犠牲になられた方々へ哀悼の意を表し、14:46に黙祷をいたしました。
改めて震災で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
仙台89ERSは震災を経験したクラブとして「助け合い、チームワークのスピリッツをバスケットボールで表現し、日本中、そして世界に発信する」ことをクラブ理念の1つに掲げています。
どんな時もたくさんの皆様に支えられてきたことに感謝をし、スポーツを通じて東日本大震災を語り継ぎ、防災意識を高めることに寄与し、勇気や感動を与えられるよう、そして皆さんの希望の光になれるよう活動を続けて参ります。
ナイナーズがこのまちに存在する意義を
荒浜へ向かう道中では、 震災を経験した志村雄彦社長から、当時のこと、そしてナイナーズがこのまちに存在する役割や意義を改めて選手たちに伝えました。
今年も震災遺構仙台市立荒浜小学校を見学し、一人一人がこの日起きたことを感じ、この街のために闘う意義を改めて考えました。
志村雄彦から皆様へ
東日本大震災から13年という月日が経ちました。
日々薄れていく記憶の中で、3月を迎えると当時のこと、震災以前のことを思い出す時間が増えてきます。
これまでナイナーズの一員としてあの時からここまで歩んできた唯一のメンバーとして当時の想いを伝え、届けることが自分の使命であると信じて活動してきました。
多くの悲しみと深い痛みの中、13年間かけてまちは手を取り合い思いやりの心を持ち、前に進み続け、未来に向かって歩んできました。
ナイナーズはB.プレミア参入を目指しB1の舞台で闘い続けられている今があるのは、どんな時もあたたかく背中を押し続けてくださったファンの皆様、そして地域の皆様の支えがあったからこそでした。
これまでの歩みに感謝の気持ちを込め、皆様と一緒に明るい未来を目指します。
そして、仙台・宮城に日本一を届けるため、地域の誇りとなるクラブであり続けるよう活動して参ります。
このまちのために、これまでも
このまちのために、これからも
株式会社仙台89ERS
代表取締役社長 志村雄彦