#26 金城茂之選手引退 並びに アシスタントコーチ兼スキルコーチ就任のお知らせ
いつも仙台89ERSへあたたかい黄援ありがとうございます。
この度、金城茂之選手が2020-21シーズンをもって引退し、仙台89ERSアシスタントコーチ兼スキルコーチに就任することが決定いたしましたので、お知らせいたします。
なお、金城選手は本日7月8日(木)15:00付けでBリーグの公示する自由交渉選手リストから抹消されます。
金城選手のこれまでの功績を称え、引退セレモニー等を検討しております。新型コロナウイルス感染症の対策等を鑑みながら、詳細は今後決定して参りますので、決まり次第改めてお知らせいたします。
金城茂之 (Shigeyuki Kinjo)
■生年月日
1984年11月23日(36歳)
■出身地
沖縄県
■経歴
2007-2019 琉球ゴールデンキングス
2019-2021 仙台89ERS
■金城茂之選手のコメント
皆さま
2021年6月末をもちまして、現役を引退する決断をいたしました。
シーズンを通して戦うことがなかなか難しく、特に古傷の膝への負担も年々大きくなり、体力の限界を感じておりました。今後の人生において、これまで戦ってきた身体を、労わりたい気持ちが大きくなってきたのが事実です。
若い頃に思い描いていた引退の形にはなりませんでしたが、プロ生活14年、優勝、最下位、大怪我、移籍、変化、決断、様々な経験を経て、紆余曲折ある楽しい14年間でした。 おかげで屈強な精神力を手に入れることができ、今後の人生でも生かせる忍耐力、行動力を得ることができたと思っています。
特に入団から長い年月を過ごさせていただいた琉球ゴールデンキングスでは、”プロ選手”というものを叩き込まれ、今の自分の根本となる部分を作っていただきました。
そしてプロ生活最後のクラブとなった仙台89ERSでは、社会での考え方や心構えなど、今後の人生において必要になるものを学ばせていただきました。
改めまして、14年間のプロバスケットボールプレーヤーとしての活動をご支援くださったファンの皆さま、スポンサー企業の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
今後は、仙台89ERSのアシスタントコーチ兼スキルコーチとしてお声がけいただき、能力的にも力不足なのは承知ですが、ありがたくお受けすることにいたしました。
年々進化していくBリーグのレベルの高さや、若い選手もどんどん活躍しておる中で、今後は違う立場で日本のバスケ界の発展を楽しみながら、これまでの経験を生かして、失敗を恐れずに挑戦していきたいと思います。同時に、コーチングや社会人として多くのことを吸収していきたいと思っています。
クラブの目標は変わりません。昨シーズン果たせなかった目標を今シーズンはスタッフの一員としてリベンジすべく、微力ですが全力で日々精進いたします。
今シーズンも仙台89ERS、宮城県のバスケットボールに関わることができ大変嬉しく思います。新たなキャリアを踏み出す今シーズンも、どうぞよろしくお願いいたします。
金城茂之
■代表取締役社長 志村雄彦のコメント
プロ生活14年間、お疲れ様でした。
地元沖縄でプロデビューし、キングスを常勝チームに押し上げプレーし続けたシゲ、本当にお疲れ様でした。
怪我もありコートに立てない時間があった中、キャリア終盤ではバスケIQの高さとスキルで闘える姿を見せてくれました。
以前に私がキングスにレンタル移籍した際にともにコートに立ち闘った仲間と、こうして仙台89ERSで再会し、闘ってこれたことは夢のような時間でした。
仙台89ERS の目標を果たすため、今シーズンから新たにコーチングスタッフに加わったシゲと、新しい形でともに闘えることになりました。これまでの経験を生かし、コーチングスタッフと選手の懸け橋となりチームに貢献してくれることでしょう。
皆さま、コーチシゲの新たなキャリアへの黄援を、どうぞよろしくお願いいたします。